窓枠のコーキング劣化は要注意！費用・サイン・DIYまで徹底解説
最終更新日:
2024年5月20日
監修者： 中村塗装 (監修履歴)
この記事からわかる事
コーキングの補修方法と費用相場
コーキングの補修をDIYで行う場合の注意点
コーキングの補修をDIYで行う場合の注意点
窓枠コーキングのリフォームをした購入者【アンケート調査】
ハウミル独自のアンケート調査をもとに窓枠コーキングのリフォームの体験データが確認できます。
Q.窓枠コーキングのリフォーム費用はどのくらいでしたか？
「アンケート結果によると、多くの方が『 〜5万円 』程度を予算として考えています。 」
Q.窓枠コーキングのリフォームをやってどうでしたか？【3択】
「最も多かった回答は『やって良かった』でした。この結果から、多くの方が満足していることがわかります。」
Q.5段階評価をつけるなら？
平均評価
5.0 /5
「レビューの評価で最も多かったのは『5』でした。この結果から、多くの方がある程度の満足感を持っていることがわかります。」
窓枠コーキングについて、最初に監修者の『中村塗装』からのコメント
「家の窓枠、なんか変だな…？」
「コーキングって、劣化するとどうなるの？」
「コーキングの修理って、自分でできるのかな？」
家の外壁や窓枠のコーキングは、目立たない部分ですが、実はとっても重要なんです！
劣化すると雨漏りや害虫の侵入に繋がることがあります。目次 開く
コーキングの補修費用と方法：打ち替えと打ち増し
コーキングの補修方法には、大きく分けて2つの方法があります。
コーキングの打ち替え
既存のコーキングをすべて撤去し、新しいコーキングを充填する方法。
費用：㎡あたり700～1,200円程度
メリット: 劣化部分を完全に取り除くので、耐久性が高い。
デメリット: 費用が高くなる。
コーキングの打ち増し
既存のコーキングの上に、新しいコーキングを充填する方法。
費用：㎡あたり500～900円程度
メリット: 費用が安い。
デメリット: 耐久性が劣る。
コーキングの補修費用は、使用するコーキング材の種類、補修範囲、施工方法によって異なります。
コーキング補修費用：目安
費用を抑える方法
外壁塗装と同時に行う: 足場代を節約できます。
業者に相談する: 複数の業者に見積もりを依頼し、費用を抑える方法を相談しましょう。
DIYに挑戦する: 簡単な作業であれば、DIYで費用を抑えられます。
窓枠のコーキング：家の寿命を守る大切な役割！
「コーキングって、一体何？」コーキングとは、外壁材と外壁材の間や、外壁材とサッシの間など、建物の隙間を埋めるために使われるゴム状の充填材のこと。「シーリング」と呼ばれることもあります。コーキングは、雨水や湿気、ホコリなどの侵入を防ぎ、家の寿命を長く保つ重要な役割を担っています。
コーキングの役割：家の守り人！
防水: 雨水や湿気が建物内部に侵入するのを防ぎます。例えば、窓枠と外壁の隙間から雨水が侵入すると、壁が腐ったり、カビが生えたりする原因になります。
断熱: 外気と室内の温度差を軽減し、室内の温度を安定させます。コーキングが劣化すると、隙間から冷気や熱気が侵入し、冷暖房効率が悪くなります。
防音: 外の騒音を遮断し、静かな空間を実現します。道路に面した部屋や、騒音の気になる場所に効果的です。
強度: 建物の強度を保ちます。地震などの揺れから家を守る役割を果たします。
コーキングの劣化サイン：見逃し厳禁！
ヒビ割れ: コーキングにヒビが入ると、そこから水が侵入しやすくなります。コーキングに細かいヒビが入っている場合は、早めの補修が必要です。
剥がれ: コーキングが剥がれると、隙間ができてしまい、防水性が低下します。コーキングが剥がれて、隙間ができている場合は、すぐに補修しましょう。
痩せ: コーキングが痩せて、細くなってしまうと、隙間ができてしまいます。コーキングが細くなっている場合は、打ち増しや打ち替えを検討しましょう。
変色: 紫外線や汚れによって、コーキングが変色することがあります。変色しているコーキングは、劣化が進んでいる可能性があります。
ベタベタ: コーキングがベタベタすると、ホコリなどが付着しやすくなります。ベタベタしているコーキングは、劣化が進んでいるサインです。
＼得意な優良会社を探す／
(※リフォらん)
※リフォらんは、ハウミル運営元です。
コーキングの種類：5つのタイプ用途に合わせて選ぼう！
コーキングには、様々な種類があります。それぞれの特性を理解して、適切なコーキングを選びましょう。
ポリウレタン系
弾力性と耐久性に優れており、サイディングやALCの目地部分に使われます。よく使われるコーキングです。
変成シリコン系
外壁塗装や水回り、板金部など、様々な場所に使用できる万能タイプです。色々な場所に使えるので、汎用性が高いです。
ウレタン系
弾力性と密着性に優れており、サイディングの目地やコンクリートのひび割れ補修などに使用されます。よく使われるコーキングのひとつです。
アクリル系
水性で扱いやすく、価格が安いですが、耐久性が低いため、リフォーム工事ではあまり使用されません。
シリコン系
耐久性、耐候性、耐熱性、耐水性に優れ、浴室やキッチンなどの水回りに適しています。水回りのコーキングによく使われます。
コーキングのDIYに挑戦！
「自分でコーキングをやってみたい！」DIYでコーキングを行う場合は、次の手順で行います。
DIYでコーキングを行う手順
養生: コーキングを塗る箇所以外の部分を、マスキングテープやマスカーで保護します。
古いコーキングの撤去: カッターなどで、古いコーキングを丁寧に剥がします。(打ち替えの場合)
清掃: コーキングを塗る箇所を、汚れやホコリから綺麗にします。
プライマー塗布: コーキング材の接着力を高めるために、プライマーを塗布します。
コーキング充填: コーキングガンを使って、コーキング材を充填します。
ならし: ヘラなどで、コーキング材を平らにならします。
乾燥: コーキング材が完全に乾燥するまで待ちます。
DIYの注意点
コーキング材の種類は、用途に合わせて適切なものを選びましょう。
コーキングガンなどの工具の使い方を理解しましょう。
綺麗に仕上げるには、ある程度の技術が必要です。
DIYに自信がない場合は、専門業者に依頼しましょう。
よくある質問
Q
コーキングは、どのくらいの頻度で点検・補修すればいいですか？
A
コーキングの寿命は、約10年です。定期的に点検を行い、劣化が見られたら、早めに対処しましょう。
Q
コーキングの補修は、自分でできますか？
A
簡単な補修であれば、DIYでも可能です。しかし、複雑な補修や、高所での作業は、専門業者に依頼することをおすすめします。
Q
コーキングの補修で、何か補助金はもらえますか？
A
コーキングの補修自体には、補助金は出ません。ただし、外壁塗装や窓リフォームと合わせて行う場合は、補助金の対象となる場合があります。
＼得意な優良会社を探す／
(※リフォらん)
※リフォらんは、ハウミル運営元です。
窓枠コーキングについて、最後に監修者の『中村塗装』からのコメント
コーキングは、家の寿命を左右する重要な部分です。この記事で紹介した内容を参考に、
コーキングの劣化サインを見抜く
コーキングの補修方法と費用相場を把握する
DIYの可否を検討する
信頼できる業者を見つける
ことで、快適で安全な住まいを実現しましょう！
