境界ブロック塀の後付け工事の費用相場(平米単価)は?内訳、10m・20m・30mの価格をわかりやすく解説!
この記事からわかる事
境界ブロック塀のコストを抑える工夫
境界ブロック塀のメリデリ
アイデア事例
境界ブロック塀のリフォームをした購入者【アンケート調査】
Q.境界ブロック塀のリフォーム費用はどのくらいでしたか?
Q.境界ブロック塀のリフォームをやってどうでしたか?【3択】
Q.5段階評価をつけるなら?
境界ブロック塀について、最初に監修者の『ビズガーデニング』からのコメント
家の外構を整備する際、ブロック塀は定番の選択肢ですよね。
でも、「ブロック塀って、一体いくらぐらいかかるの?」
「工事費用以外に注意すべき点はある?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ブロック塀の費用相場を、内訳や平均価格とともに詳しく解説します。
さらに、ブロック塀の種類やメリット・デメリット、費用を抑える賢い方法までご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!目次 開く
境界ブロック塀の種類と相場価格
ブロック塀と一口に言っても、実は様々な種類があります。大きく分けると、「一般的なブロック」と「化粧ブロック」の2種類があり、それぞれ価格や見た目が異なります。家の雰囲気や好みに合わせて、ぴったりのブロックを選びたいですね。
一般的なブロック:低価格で強度抜群!
一般的なブロックは、何も装飾が施されていない、シンプルな灰色のコンクリートブロックです。「いかにもブロック塀!」という見た目ですね。強度や耐久性に優れているにもかかわらず、安価で設置できるため、外構工事で広く普及しています。コストを抑えたい場合に最適な選択肢と言えるでしょう。
価格目安:1ブロックあたり200円~400円
ホームセンターでも手軽に購入できます。
ただし、見た目はシンプルなので、デザイン性を求める場合は、後ほどご紹介する化粧ブロックやフェンスとの組み合わせを検討しましょう。
化粧ブロック:デザイン性も重視したいならコレ!
化粧ブロックは、あらかじめ着色されていたり、凹凸などの模様が入っているブロックです。レンガ調、石積み調など、様々なデザインがあり、外構をおしゃれに演出したい場合に最適です。
価格目安:1ブロックあたり400円~800円
一般的なブロックよりも価格は高くなりますが、デザイン性が高い分、満足度もアップするでしょう。「せっかくブロック塀を作るなら、おしゃれなものがいい!」という方におすすめです。
ブロック塀の工事費用:内訳を詳しく解説
ブロック塀の工事費用は、以下の項目から構成されます。
基礎工事費: ブロック塀を支えるための基礎を作る費用
ブロック費用: ブロックの購入費用
施工費: ブロック積みやモルタル塗りなどの作業費用
メートル別の価格相場
会社によって価格設定は様々ですが、一般的なコンクリートブロック塀の新設の場合、1㎡あたり約7,000円~15,000円 が目安となります。
基礎工事費は、別途 1mあたり約3,000円~10,000円 程度かかることが多いです。
例えば、30mの境界線に新たにブロックを5段(高さ1m)積む場合、以下のようになります。
基礎工事費: 30m × 6,000円 = 180,000円
ブロック費用: 30㎡ × 9,000円 = 270,000円
合計: 450,000円
ブロック塀工事の主な工程
ブロック塀工事は、いくつかの工程を経て完成します。
掘削作業: 基礎を作るために、地面を掘削します。
基礎工事: 掘削した場所にコンクリートを流し込み、ブロック塀の基礎を作ります。この基礎がしっかりしていないと、ブロック塀が傾いたり、倒壊したりする危険性があります。
ブロック積み: モルタルを使って、ブロックを丁寧に積み上げていきます。ブロックの水平・垂直を正確に測りながら、隙間なく積み上げていく熟練の技が必要です。
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ブロック塀を外構にするメリット・デメリット
ブロック塀は、外構の定番素材として多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。メリット・デメリットをしっかり理解した上で、設置を検討しましょう。
ブロック塀工事のDIYでするのはどう?
「費用を抑えたいから、ブロック塀を自分で作ってみよう!」そう考える方もいるかもしれませんが、ブロック塀工事のDIYはおすすめできません。ブロック塀工事は、専門的な知識や技術が必要となるため、素人が行うと、以下のようなリスクがあります。
強度不足による倒壊
ブロックの積み方やモルタルの配合を間違えると、強度が不足し、倒壊する危険性があります。万が一、倒壊して人に怪我をさせてしまった場合、大きな責任を負うことになります。
仕上がりの悪さ
プロのような美しい仕上がりにするのは、非常に難しいでしょう。水平・垂直がずれていたり、モルタルがはみ出ていたりすると、見た目が悪くなってしまいます。
時間と労力
ブロックは重いので、運搬や積み上げ作業は大変な重労働です。慣れない作業を行うと、予想以上に時間がかかり、体力的にも負担が大きいでしょう。
ブロック塀工事は、安全面も考慮し、必ず専門業者に依頼しましょう。
境界ブロック塀設置:用途別リフォームアイデア事例
「どんな場所にブロック塀を設置したら良いの?」用途別に、境界ブロック塀設置の具体的なアイデアをご紹介します。
道路に面した敷地
道路に面した敷地は、通行人からの視線や、騒音などが気になる場合があります。境界ブロック塀を設置することで、プライバシーを保護し、防音対策もできます。
隣家との境界
隣家との境界線が曖昧な場合や、視線を遮りたい場合に、境界ブロック塀を設置すると有効です。隣家との距離が近い場合は、プライバシー保護のために、ブロック塀を設置しましょう。
庭の囲い
庭を囲むブロック塀は、防犯対策や、ペットの飛び出し防止にも役立ちます。デザイン性の高いブロック塀は、庭の雰囲気をさらにアップさせます。
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ブロック塀の工事費用を安くする2つのコツ
「ブロック塀は欲しいけど、費用が心配…」そんな方のために、ブロック塀の工事費用を少しでも安く抑える2つの賢い方法をご紹介します。
1. 複数社から見積もりを取る
ブロック塀の工事費用は、業者によって大きく異なる場合があります。複数の業者に見積もりを依頼し、価格や内容を比較検討することで、あなたの予算に合った最適な業者を選ぶことができます。
2. 自社施工業者を選ぶ
自社で職人をかかえている「自社施工業者」を選ぶのも、費用を抑えるポイントです。下請け業者に依頼するよりも、中間マージンが発生しないため、費用が安くなる傾向があります。ただし、安さだけで業者を選ぶのは危険です!あまりにも安い場合は、手抜き工事の可能性も考えられます。価格だけでなく、施工実績や会社の信頼性なども考慮して、総合的に判断しましょう。
境界ブロック塀に関するよくある質問
境界ブロック塀の設置を検討する中で、様々な疑問が浮かぶかもしれません。ここでは、よくある質問とその回答をご紹介します。
ブロック塀の高さ制限はありますか?
はい、あります。建築基準法により、高さ2.2メートルを超えるブロック塀は、一定の構造計算が必要です。これは、地震や強風などによる倒壊を防ぐための安全対策です。高さ制限を超える塀を設置する場合は、専門の業者に相談し、構造計算に基づいた設計・施工を行う必要があります。
ブロック塀の耐用年数はどれくらいですか?
ブロック塀の耐用年数は、材料の種類や施工方法、環境などによって異なりますが、一般的には20~30年程度と言われています。定期的なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことができます。
ブロック塀のメンテナンスは必要ですか?
はい、必要です。定期的な清掃やひび割れ補修、塗装などを行うことで、ブロック塀の美観を維持し、安全性を確保することができます。
隣家との境界にブロック塀を設置したい場合、どうすればよいですか?
まずは、隣家とよく話し合い、合意を得ることが重要です。境界線の確認や費用の分担などについて、事前に取り決めをしておくことがトラブル防止につながります。
DIY でブロック塀を設置することはできますか?
簡単なブロック塀であれば、DIY で設置することも可能です。しかし、高さ制限を超える塀や、擁壁としての機能を必要とする塀などは、専門知識や技術が必要となるため、業者に依頼することをおすすめします。
境界ブロック塀について、最後に監修者の『ビズガーデニング』からのコメント
ブロック塀の工事費用は、ブロックの種類や設置範囲、業者によって大きく異なります。費用を抑えたい場合は、複数社から見積もりを取り、自社施工業者を選ぶのがおすすめです。ブロック塀は、適切に施工すれば、耐久性が高く、長持ちする外構です。信頼できる業者に依頼し、安全で美しいブロック塀を作りましょう!