マンションの給湯器交換は要注意! 失敗しないための費用相場・選び方・注意点のすべてを解説!補助金も
この記事からわかる事
給湯器の種類や機能、選び方のポイント
マンションならではの注意点や、業者選びのポイント
マンションの給湯器のリフォームをした購入者【アンケート調査】
Q.マンションの給湯器のリフォーム費用はどのくらいでしたか?
Q.マンションの給湯器のリフォームをやってどうでしたか?【3択】
Q.5段階評価をつけるなら?
マンションの給湯器について、最初に監修者の『山口設備』からのコメント
「マンションの給湯器が壊れたんだけど、交換費用はどれくらいかかるの?」
「どんな給湯器を選べばいいか、正直わからない…」
マンションに住むあなたなら、一度はそんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?マンションの給湯器交換は、戸建てと比べて少し複雑です。この記事では、それらを徹底解説します。目次 開く
マンションの給湯器:設置場所と種類をチェック!
マンションの給湯器は、戸建てと比べて設置場所が限られています。まずは、あなたの家の給湯器が、どこに設置されているか確認しましょう。
マンションの給湯器:設置場所
マンションの給湯器は、主に次の2つの場所に設置されます。
PS(パイプスペース)設置タイプ: 玄関横のパイプスペース内に設置されるタイプです。マンションの多くはこのタイプです。狭いスペースに設置されるため、サイズや機能が限定される場合があります。
ベランダ壁掛設置タイプ: ベランダの壁に固定されるタイプです。PSタイプと比べて、設置できる機種の選択肢が広がります。
マンションの給湯器:種類
設置場所だけでなく、給湯器には様々な種類があります。
給湯専用: お湯を沸かす機能のみ。追い焚きはできません。ワンルームマンションなど、単身者向けの住居に多いです。価格が安く、シンプルな機能で十分という方におすすめです。
ふろ給湯器: 追い焚き機能付き。家族向けのマンションに多く採用されています。お風呂のお湯はりや追い焚きを自動で行うことができます。オートタイプとフルオートタイプがあります。
オートタイプ: お湯はりは自動ですが、追い焚きは手動です。
フルオートタイプ: お湯はりと追い焚きが自動です。
給湯暖房熱源機: 追い焚き機能に加えて、床暖房や浴室暖房乾燥機などの機能が付いたタイプです。快適な生活を実現できますが、価格が高くなります。
マンションの給湯器交換:費用相場をチェック!
「給湯器を交換するのに、どれくらい費用がかかるの?」マンションの給湯器交換費用は、設置場所、種類、メーカー、機能によって異なります。
マンションの給湯器交換:費用相場
同じ機能、同じ号数の給湯器でも、メーカーによって価格が異なります。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。
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給湯器交換費用をお得にする5つのコツ
「給湯器の交換って、結構な費用がかかるんでしょ…? 」実は、賢く工夫すれば、給湯器交換費用は安く抑えられるんです。
修理で乗り切れる?費用と寿命を比較!
「まだ新しい給湯器なのに、交換って勿体ないなぁ…」給湯器の交換を検討する前に、修理ができないか確認してみましょう。
修理可能な期間: 給湯器の寿命は、約10年と言われています。8年以内であれば、メーカーに部品が残っている可能性があります。修理の方が、交換よりも安く済む場合があります。
修理費用: 修理費用が高額になる場合もあります。修理費用と交換費用を比較して、どちらがお得か検討しましょう。
複数社に見積もりを取って比較!
「どの業者に頼めばいいか、さっぱりわからない…」複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
見積もりの比較: もちろん費用だけでなく、保証内容、施工実績、アフターサービスなども比較しましょう。比較して安価の業者、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
追加費用は事前に確認!
「見積もりは安かったのに、後で追加費用が発生してびっくりした…」見積もりには、追加費用が含まれているかを確認しましょう。
見積もり内容: 交換費用の内訳を、項目別に確認しましょう。不明瞭な項目や、追加費用が発生する可能性がある場合は、事前に確認しましょう。
追加費用: リモコン代、出張費、廃棄処分費など、追加費用が発生する場合があります。見積書に記載されていない場合は、業者に確認しましょう。
専門業者に相談!
「給湯器のこと、よくわからない…」給湯器交換は、専門知識が必要な作業です。専門業者に相談することで、中間マージンが発生しないので2割ほど価格に違いがあることもあります。また、専門業者なので適切なアドバイスを受けることもできます。
中間マージンカット: リフォーム会社やハウスメーカーに依頼すると中間マージンが発生する場合もあります。専門業者へ直接依頼することでマージンカットできます。
専門知識: 専門業者は、給湯器の知識が豊富なので、適切な機種選びや、設置場所のアドバイスをしてくれます。
安心: プロに任せれば、安心安全な施工が期待できます。
補助金制度を活用しよう!
「実は、補助金って使えるの?」給湯器交換には、国や自治体から補助金がもらえる場合があります。
補助金: 補助金制度を活用することで、費用を大幅に抑えられます。リフォーム業者に相談して、可能な限り補助金制度を活用しましょう。
給湯器交換:補助金制度を活用してお得に!
給湯器交換には、国から補助金がもらえる場合があります。補助金制度を活用すれば、給湯器交換費用を抑えられます。
国が支援するリフォーム補助金:賢く活用しよう!
国が実施している、全国共通のリフォーム補助金制度には、次のようなものがあります。
「こどもエコすまい支援事業」: 省エネ性能の高い住宅を新築する場合やリフォームする場合に利用できる補助金です。新築住宅購入の場合は、子育て世帯や若年夫婦世帯を対象に1戸あたり100万円の補助金がもらえます。リフォームの場合は、原則、1戸あたり30万円を補助上限とし、年齢に応じて5~60万円の補助金がもらえます。
「給湯省エネ2024事業」: 省エネ性能の高い高効率給湯器を設置する場合に利用できる補助金です。エコキュートや、ハイブリッド給湯機、家庭用燃料電池などの設置に対して、1台あたり5~18万円の補助金がもらえます。
補助金制度:賢く利用するためのポイント
対象工事: 補助金制度の対象となる工事は、それぞれ決められています。事前に、補助金制度の対象工事を確認しましょう。
対象者: 補助金制度には、申請できる人が決められています。事前に、補助金制度の対象者を確認しましょう。
性能基準: 補助金制度には、リフォーム内容に関する基準が設けられている場合があります。補助金を受けられるリフォーム内容を選びましょう。
申請: 補助金を受け取るには、申請が必要です。リフォーム業者に相談して、申請の手続きを行いましょう。
補助金の金額:どのくらいもらえるの?
マンションの給湯器交換:知っておきたい注意点
「マンションの給湯器交換って、何か特別な注意点があるの?」マンションの給湯器交換には、戸建てとは異なる注意点があります。
マンションの給湯器交換:管理組合・管理会社への確認は必須!
マンションの場合、給湯器は共有部分に設置されている場合が多いので、交換時には、管理組合や管理会社に確認が必要です。交換可能な機種や、工事のルールなどが定められている場合があります。特に、エコジョーズの設置は、ドレン排水の処理方法など、マンションによっては難しい場合があります。賃貸マンションの場合、給湯器の所有権は大家さんまたは管理会社にあるため、交換は基本的に貸主が行います。自分で業者に依頼する場合は、事前に大家さんまたは管理会社の許可を得る必要があります。
マンションの給湯器交換:ガス種を確認!
マンションでは、都市ガスとプロパンガスのどちらが使われているかを確認しましょう。給湯器の交換時には、同じガス種に対応した給湯器を選ぶ必要があります。ガス種は、給湯器本体やガスの検針票に記載されています。
マンションの給湯器交換:色やデザインの制限がある場合も
マンションによっては、給湯器の色やデザインが、周りの建物の外観に合わせるように、制限されている場合があります。交換前に、管理組合や管理会社に確認しましょう。
マンションの給湯器交換:必要な号数をチェック!
給湯器の号数は、お湯の量を表します。マンションでは、16号、20号、24号の給湯器が一般的です。家族構成やライフスタイルに合わせて、適切な号数を選びましょう。号数を変更する場合は、ガスメーターの能力や、マンションの規約を確認する必要があります。
マンションの給湯器交換:エコジョーズの設置について
エコジョーズは、従来の給湯器に比べて、ガス消費量が少なく、省エネ効果が高いです。マンションでも人気ですが、設置には、ドレン排水の処理方法など、いくつかの注意点があります。
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給湯器交換業者を選ぶためのチェックポイント
安心できる業者を見つけるために、以下のポイントをチェックしましょう。
資格・許認可は必ず確認!
「大丈夫かな?この業者…」まず確認すべきは、業者の資格と許認可です。
指定給水装置工事業者: 給水地域で適切な工事を認められた業者です。給湯器の交換には、ガス工事、電気工事、水道工事など、様々な資格が必要です。例えば、ガス工事には、ガス可とう管接続工事監督者や、液化石油ガス設備士などの資格が必要です。
必要な資格: 給湯器の交換には、様々な資格が必要です。例えば、ガス工事には、ガス可とう管接続工事監督者や、液化石油ガス設備士などの資格が必要です。電気工事には、第二種電気工事士以上の資格が必要です。水道工事には、給水装置工事主任技術者が必要です。
保証期間は長いほうが安心!
「せっかく交換したのに、すぐに壊れたらショック…」保証期間が長い業者ほど、製品や工事への自信があると言えるでしょう。
保証期間: 長くても10年以上の保証期間がある業者もあります。保証期間が長いと、万が一、給湯器が故障した場合でも安心です。
保証の種類: 「製品保証」と「工事保証」の2種類があります。「製品保証」は給湯器本体の保証です。「工事保証」は工事の不具合に関する保証です。
見積もりはわかりやすくチェック!
「見積もりが複雑で、よくわからない…」見積もりは、費用が明確でわかりやすい業者を選びましょう。
見積もりの内容: 交換費用の内訳が、項目別にわかりやすく書かれているかを確認しましょう。不明瞭な項目や、追加費用が発生する可能性がある場合は、事前に確認しましょう。
説明: 誠実に説明してくれる業者を選びましょう。疑問点は、遠慮なく質問しましょう。
施工実績をチェック!
「初めての業者だから、ちょっと不安…」施工実績を確認することで、業者の技術力や信頼性を判断することができます。
施工実績: 施工実績を公開している業者を選びましょう。施工件数が多いほど、信頼できます。ホームページや口コミサイトなどで、施工実績を確認しましょう。
口コミ: 実際に施工を受けた方の口コミも参考にしましょう。Googleマップなどで、業者の口コミを確認できます。
アフターサービスも重要!
「交換後も、何かあったら安心できる業者がいいな…」アフターサービスが充実している業者を選びましょう。
アフターサービス: 工事後のアフターサービスの内容を確認しましょう。故障や不具合が発生した場合に、迅速に対応してくれる業者を選びましょう。
対応: 電話対応や訪問対応などがスムーズな業者を選びましょう。
マンションの給湯器交換:よくある質問
マンションの給湯器交換は、自分でできますか?
給湯器の交換は、ガス工事や水道工事の資格が必要なため、一般的には専門業者に依頼する必要があります。
マンションの給湯器交換の費用は、どのくらいですか?
設置場所、種類、メーカー、機能によって異なりますが、8万円~33万円程度が相場です。
マンションの給湯器交換は、どのくらいの期間で終わりますか?
1~2日で完了する場合が多いですが、機種や設置場所、工事内容によって異なります。
マンションの給湯器交換で、補助金はもらえますか?
自治体によっては、エコジョーズなどの省エネ給湯器の交換に対して、補助金制度がある場合があります。
マンションの給湯器について、最後に監修者の『山口設備』からのコメント
マンションの給湯器交換は、戸建てと比べて、少し複雑な部分があります。この記事で紹介した内容を参考に、
給湯器の種類と費用相場を把握する
設置場所やガス種、必要な号数などを確認する
信頼できる業者を見つける
注意点を確認する
ことで、安心してお湯が使えます。
快適な生活のために、ぜひ検討してみてください!