サンルーム増築の後付け費用相場(3畳・4畳・6畳)はいくら?種類別価格と注意点を解説
この記事からわかる事
サンルーム増築のメリデリ
アイデア事例
サンルーム増築のリフォームをした購入者【アンケート調査】
Q.サンルーム増築のリフォーム費用はどのくらいでしたか?
Q.サンルーム増築のリフォームをやってどうでしたか?【3択】
Q.5段階評価をつけるなら?
サンルーム増築について、最初に監修者の『ビズガーデニング』からのコメント
「憧れのサンルーム、でも費用が気になる…」
サンルームは、リビングに光と緑を取り込み、洗濯物を気にせず干せるなど、魅力的な空間を生み出します。しかし、費用面がネックで諦めている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、サンルームの種類別費用相場や、追加費用が発生するケースについて解説します。目次 開く
サンルームの種類と費用相場
サンルームは大きく2つのタイプに分けられます。サンルームの増築・後付けに必要な費用は、望むサンルームのタイプによって大幅に変わります。
サイズ別費用相場・価格
サンルームの費用は、サイズによっても大きく変わります。ここでは、一般的なサンルームメーカーであるLIXILの「サニージュ」を例に、サイズ別の費用相場を紹介します。
オプション費用も忘れずに
サンルームには、竿掛け、カーテンレール、日よけ、換気扇など、さまざまなオプションが用意されています。オプション費用も忘れずに予算に組み込みましょう。
竿掛け: 約1~2万円
カーテンレール: 約1.3~2.5万円
内部日よけ: 約4~10万円
換気扇: 約2万円
追加費用が発生するケース
以下のケースでは、追加費用が発生する可能性があります。
規格品で納まらず、切り詰めが必要な場合 : 約1.5~3万円
戸袋があったり、片側が家の壁の場合 : 約1~2万円
床納まりで、床取付スペースが不足する場合 : 約2~3万円
規格品より床下が高くなる場合 : 約1~2万円
取付場所に障害物がある場合 : 障害物や大きさによりますが、約3~10万円
取付場所へ搬入が困難な場合 : 約1.5~2.5万円
高速代や有料パーキング使用時 : 一般的に約1~2万円(距離や工事規模により変動)
サンルームを増築・後付けするメリット:快適で美しい空間を実現!
サンルームを増築・後付けすることで、様々なメリットが得られます。
天気を気にしなくて良い
サンルームがあれば、雨の日でも洗濯物を安心して干すことができます。
雨の日も大丈夫: 壁と屋根のあるサンルームなら、雨の日でも洗濯物が濡れる心配がありません。
風通しが良く、乾きやすい: 全面ガラス張りのサンルームは、窓を開けることで風が通り抜け、室内干しよりも早く乾きます。
花粉対策: サンルームで洗濯物を干すことで、花粉の付着を防ぎ、花粉症対策にも役立ちます。
おしゃれな空間を維持するために: 洗濯物を干す時は、折り畳み式の物干しを使用し、使わない時は収納することで、おしゃれな雰囲気を損なわずに済むでしょう。
第2の部屋スペースになる
サンルームに椅子やテーブル、ハンモックなどを置いて、リラックスできる空間を作ることができます。
開放感抜群: 全面ガラス張りで、室内にいながら外の景色を楽しめるので、開放的な気分になります。
快適な温度調節: 夏は涼しい風を取り込み、冬は暖房で快適な温度に保てます。
多様な過ごし方: 読書、お茶、ヨガ、ペットとの時間など、様々な用途で楽しめます。
インテリア選びのポイント: 機能性とデザイン性を兼ね備えた、折りたたみ式やコンパクトに収納できるアイテムを選ぶと、スペースを有効活用できます。
植物を育成に最適
サンルームは、日差しがたっぷり入るため、植物の育成に最適です。
植物育成に最適な環境: 日光がたっぷり入り、害虫や台風から植物を守ります。
グリーンライフを楽しむ: 観葉植物やハーブなどを育て、癒やしの空間を作れます。
ガーデニング好きに最適: 趣味の空間として、充実した時間を過ごせます。
防寒性が高い
サンルームは、屋外と屋内の間に空間を作ることで、住宅の断熱効果を高める効果があります。
熱の伝導を抑制: サンルームが熱の伝導を遮断し、室内の暖気を逃がしません。
省エネ効果: 暖房効率が向上し、光熱費を節約できます。
快適な室温: 一年を通して快適な室温で過ごせるようになります。
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おしゃれなサンルームを増築・後付けする3つのデメリットと対策
1. 冬は寒い!夏は暑い
サンルームの壁や天井は、ほとんどがガラス張りであるため、日光や気候の影響を受けやすくなります。夏は強い日差しにより暑くなり、冬は外気の影響で寒さが増します。
サンルームに冷暖房を設置したり、遮熱カーテンや断熱シートを使用したりすることで、快適な温度を保てます。
2. プライバシー
サンルームはガラス張りであるため、設置場所によっては外からの視線が気になることがあります。
敷地内にフェンスを設置したり、サンルーム内にブラインドやレースカーテンを取り付けたりすることで、プライバシーを守れます。
3. 雨音が響く
サンルームの屋根は、ガラス張りや薄い材料で作られることが多く、雨の音が響きやすいです。
サンルームに隣接する部屋の窓を閉めることで、雨音が部屋に響くのを防ぐことができます。
サンルーム:用途別おすすめ!おしゃれなアイデア事例をご紹介!
「サンルームってどんな使い方ができるの?」「費用はどれくらいかかるの?」サンルームは、リビングの延長のような空間として、様々な用途で活躍します。用途別に、おすすめのアイデアをご紹介します。
グリーンのある癒やしの空間
サンルームに観葉植物やハーブを置いて、グリーンいっぱいの癒やしの空間に。日差しがたっぷり入るサンルームは、植物を育てるのに最適です。グリーンに囲まれた空間で、リラックスできます。
趣味を楽しむための空間
サンルームを、読書や趣味を楽しむためのスペースに。サンルームにデスクやチェアを置けば、快適なワークスペースになります。趣味の道具を収納するスペースとしても便利です。
ペットと過ごすための空間
サンルームを、ペットと遊ぶためのスペースに。サンルームは、ペットが安心して遊べる空間になります。ペット用のベッドや、遊び道具を置いて、快適な空間を作ることができます。
食事を楽しむ空間
サンルームにテーブルと椅子を置いて、食事を楽しむスペースに。開放的な空間で、気持ちよく食事ができます。バーベキューを楽しむスペースとしてもおすすめです。
リビングの延長として
サンルームをリビングの延長として、より広々とした空間に。リビングとサンルームを繋げることで、空間が広く感じられます。リビングの延長として、様々な用途で活用できます。
サンルームリフォーム:知っておきたい注意点
サンルームは、開放感あふれる空間を生み出す魅力的なリフォームですが、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
温湿度管理が大切!
サンルームは、ガラス張りなので、夏は暑く、冬は寒くなりがちです。また、湿気がこもりやすく、結露が発生することもあります。快適に過ごすためには、エアコンや床暖房などの空調設備の設置、遮熱ガラスや網戸の利用、日よけ対策などが必須です。サンルームのリフォーム経験豊富な会社に相談すると、適切なアドバイスをもらえます。
サンルームの広さ・素材選び
サンルームの広さは、用途に合わせて決めましょう。洗濯物を干す、テーブルと椅子を置く、植物を置くなど、用途によって必要な広さが異なります。素材選びも重要です。床に鉢やプランターを置く場合は、床の一部にコンクリートやタイルを敷くと便利です。ペットがくつろぐ空間にする場合は、暑さや寒さの影響を受けにくい床材を選びましょう。
日当たりをチェック!
サンルームは、日差しがたっぷり入る場所に設置するのが理想です。木や建物の陰になったり、西日しか入らなかったりする場所に設置すると、せっかくのサンルームがもったいないです。季節や時間帯による日当たりの変化も考慮しましょう。
増築扱いになる可能性
サンルームは、基本的に通常の部屋と同じ扱いになります。庭などに後付けリフォームを行うと、建物の床面積が増床したことになり、増築扱いになる可能性があります。固定資産税の増額や、建築確認申請が必要になるケースもあります。
固定資産税は、6畳の増築で、15,000円ほどかかる。
建築確認申請は、地域や増築の規模によって異なる。
防火・準防火地域にお住まいの場合は、施工面積にかかわらず、確認申請が必要。
防火・準防火地域以外で10平米を超える増築の場合は、確認申請が必要。
建ぺい率や容積率などの制限も考慮する必要があります。確認申請の手続きには費用と時間がかかるので、余裕を持って計画しましょう。
家の保証がなくなる可能性
サンルームの設置には、外壁に穴を開ける場合があり、家の保証がなくなる可能性があります。リフォームを検討する際は、家を建てたハウスメーカーなどに相談し、保証について確認しましょう。
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よくある質問
サンルームの増築は、自分でできますか?
サンルームの増築は、構造上の問題や安全性の確保が難しいことから、DIYでの施工はおすすめしません。専門知識と技術が必要になります。
サンルームを増築すると、固定資産税は上がりますか?
サンルームは、天井があり、3方向以上が壁やガラスで囲まれていて、床から一番高い天井までが1.5m以上ある場合、固定資産税の課税対象となる可能性があります。対象の税金上昇額は、一般的なサンルームの場合、年間1~2万円程度上昇する見込みです。
サンルームは、賃貸住宅に設置できますか?
賃貸住宅の場合、サンルームの増築は、大家さんの許可が必要になります。事前に確認しましょう。
サンルームの増築は、どのくらいの期間がかかりますか?
サンルームの種類やサイズ、工事内容によって異なりますが、一般的には1週間~2週間程度かかります。
サンルーム増築について、最後に監修者の『ビズガーデニング』からのコメント
サンルームの増築費用は、種類、サイズ、オプションによって大きく異なります。費用相場は、テラス囲いで40万円~100万円、ガーデンルームで100万円~200万円です。追加費用が発生するケースも考えられるので、事前に確認しましょう。税金についても、事前に調べておく必要があります。サンルームを増築する際は、費用、構造、税金、安全性などを考慮し、信頼できる業者と相談しながら進めていきましょう。