オープン外構・クローズド外構・セミクローズ外構のメリット・デメリットを徹底解説!費用相場や 失敗しないための対策を紹介
この記事からわかる事
外構の種類とメリデリ
外構のリフォームをした購入者【アンケート調査】
Q.外構のリフォーム費用はどのくらいでしたか?
Q.外構のリフォームをやってどうでしたか?【3択】
Q.5段階評価をつけるなら?
目次 開く
家の印象を大きく左右する「外構」
外構とは、門、門柱、塀、フェンス、植栽、アプローチ(玄関までの道)、カーポートなど、家の周りの空間全体のことです。エクステリアと呼ばれることもあります。外構は、家の外観を大きく左右するだけでなく、プライバシーや防犯、そして暮らしやすさにも影響を与える重要な要素です。「素敵な外構にしたいけど、何から考えればいいか分からない…」そんな方のために、まずは外構の種類と特徴から見ていきましょう。
外構の種類と費用相場
家の外構には、大きく分けて以下の3つの種類があります。
オープン外構
クローズド外構
セミクローズ外構
それぞれの特徴を、メリット・デメリットと合わせて詳しく解説します。
オープン外構:明るく開放的な空間
費用相場: 50万円~150万円
オープン外構は、塀やフェンスを設置せず、敷地と道路の境界を曖昧にする外構スタイルです。視界を遮るものが少ないため、明るく開放的な印象を与えます。
「オープン外構は、開放的で素敵だけど、プライバシーや防犯面がちょっと心配…」そんな方は、クローズド外構やセミクローズ外構を検討してみましょう。
クローズド外構:プライバシーと安心感を重視
費用相場: 200万円~300万円
クローズド外構は、塀やフェンスで敷地を囲い、外部からの視線を遮断する外構スタイルです。プライバシー保護や防犯対策に効果的で、安心感の高い暮らしを実現できます。
セミクローズ外構:オープンとクローズドの良いとこどり!
費用相場: 150万円~250万円
セミクローズ外構は、オープン外構とクローズド外構の中間的なスタイルです。リビングや浴室など、プライバシーを守りたい場所には塀やフェンスを設置し、その他の部分はオープンにすることで、開放感とプライバシーの両方を確保できます。
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外構工事、失敗しないための3つのポイント
外構工事は、後からやり直そうとすると、多額の費用がかかってしまいます。「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、以下の3つのポイントをしっかり押さえましょう。
1. イメージを具体的に伝える
「こんな感じの外構にしたい!」というイメージを、施工業者にしっかりと伝えましょう。写真やイラストなどを用意すると、イメージが伝わりやすくなります。業者とのコミュニケーション不足が原因で、「思っていたのと違う…」というトラブルも少なくありません。完成イメージを共有することが、満足のいく外構を作る上で非常に重要です。
2. 予算計画は余裕を持って
外構工事は、住宅本体の建築費用とは別に必要となります。住宅ローンの対象外となる場合も多いので、外構工事費も考慮した資金計画を立てましょう。一般的に、外構費用は、住宅本体の建築費の1割程度が目安と言われています。
3. 見積もりは複数社から!
複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。見積もりを比較する際には、以下の点に注意しましょう。
内訳の詳細: どのような工事項目が含まれているのか、材料費、人件費など、細かく確認しましょう。
使用する材料: どのような素材を使用するのか、品質はどうか、事前に確認しましょう。
保証: 工事後の保証内容もしっかり確認しましょう。
外構工事で後悔しないための対策
外構工事は、後からやり直そうとすると、多額の費用と時間がかかります。「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、事前にしっかりと対策を練っておきましょう。
カーポートは、将来を見据えて余裕を持ったサイズに
カーポートは、車の出し入れのしやすさだけでなく、将来的な車の買い替えも考慮して、余裕を持ったサイズを選びましょう。小さすぎると、車の乗り降りが不便だったり、壁に車をぶつけてしまったりする可能性があります。また、給湯器との距離にも注意が必要です。給湯器の排気ガスは、カーポートの素材に悪影響を及ぼす可能性があります。
駐輪場のスペースも確保
将来的に自転車が増える可能性も考慮し、駐輪場のスペースを確保しておきましょう。子供用の自転車だけでなく、大人用の自転車や、電動アシスト自転車なども置くことを想定しておくと安心です。
照明計画も忘れずに
夜間でも安全に歩けるように、そして防犯対策としても、屋外照明は必須です。門灯、アプローチの照明、ガーデンライトなど、用途に合わせて適切な照明を選びましょう。
水道の位置は、使い勝手を考えて
カーポートの近くに水道があると、洗車などに便利です。後から水道を増設したり、移動したりするのは、費用がかさむので、事前にしっかりと計画しておきましょう。
屋外コンセントがあると便利!
屋外にコンセントがあると、掃除機や高圧洗浄機などを使用する際に便利です。庭の照明や、防犯カメラの電源としても活用できます。
庭のデザイン、失敗しないための4つのポイント|視線・動線・維持管理・光
わくわくする反面、「どんな風に配置すればいいのかわからない…」「後で後悔しないか不安…」そんな悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?庭のデザインは、機能性とデザイン性を両立させることが重要です。そこで今回は、よくある失敗例を踏まえながら、庭のデザインで失敗しないための4つのポイントを解説していきます。
庭のデザイン失敗例
駐車場が狭くて、車の出し入れが大変!
リビングから庭が見えるはずが、フェンスで遮られてしまった…
夜、駐車場が暗くて怖い!
植栽が大きくなりすぎて、お手入れが大変!
こんな失敗を防ぐために、以下の4つのポイントをしっかり押さえましょう。
1. 視線:プライバシーを守り、快適な空間に
「リビングの大きな窓から、庭の緑を眺めたい」「ウッドデッキで、ゆったりとくつろぎたい」
そんな素敵なイメージを持って庭づくりをする方も多いでしょう。しかし、視線を考慮せずに庭を作ってしまうと…
「リビングが道路から丸見えで、カーテンを開けられない…」「隣の家から庭が丸見えで、リラックスできない…」
なんてことになりかねません。プライバシーを守り、快適に過ごせる空間にするためには、視線の調整が重要です。目隠しフェンスを設置したり、高木を植えたりすることで、外からの視線を遮ることができます。また、庭の中から外の景色をどのように眺めたいか、という視点も大切です。例えば、リビングからシンボルツリーが見えるように配置したり、窓から借景を楽しめるように設計したりすることで、より美しい庭を演出することができます。
2. 動線:人や車の動きやすさを意識しよう!
庭を快適に使うためには、人や車の動きやすさを考慮した動線設計が重要です。
例えば、駐車場なら…
道路からの出入りはスムーズか?
玄関までの距離は適切か?
ドアの開閉はしやすいスペースがあるか?
車の乗り降りに必要なスペースは確保されているか?
「せっかくおしゃれなカーポートを設置したのに、柱が邪魔で車の出し入れがしにくい…」「駐車場が狭すぎて、ドアを全開にできない…」
そんな失敗を防ぐために、事前にしっかりとシミュレーションを行い、スムーズな動線設計を行いましょう。
3. 維持管理:長く楽しめる庭にするために
庭は、作って終わりではありません。美しい状態を保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。庭のデザインを考える際には、将来的なメンテナンスのことも考えて、素材やデザインを選びましょう。
例えば…
芝生: 定期的な芝刈りや水やりが必要です。
植栽: 剪定や施肥、病害虫対策などが必要です。
ウッドデッキ: 定期的な塗装が必要です。
「庭仕事は好きだけど、あまり手間はかけられない…」そんな方は、メンテナンスの手間が少ない素材やデザインを選ぶと良いでしょう。
例えば、人工芝や、成長が遅く剪定の手間が少ない植栽を選ぶなど、工夫次第でメンテナンスの手間を減らすことができます。
4. 光:昼間だけでなく、夜間のことも考えよう!
庭のデザインを考える際には、昼間の明るさだけでなく、夜間の照明についても考慮しましょう。照明がないと、夜間は庭が暗くて危険なだけでなく、せっかくの美しい庭も楽しむことができません。駐車場やアプローチには、足元を照らす照明を設置することで、夜間の安全性を高めることができます。また、庭木や花壇をライトアップすることで、幻想的な雰囲気を演出することもできます。照明の種類や配置を工夫することで、夜も魅力的な庭を作り上げましょう。
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外構工事のよくある質問
外構について、よくある質問をまとめました。
オープン外構は防犯面で不安… 対策は?
防犯カメラやセンサーライトを設置する、防犯砂利を敷く、窓に防犯フィルムを貼るなどの対策が有効です。
クローズド外構は圧迫感がある… どうすればいい?
開放感のあるデザインのフェンスを選ぶ、高さの低い塀にする、植栽を効果的に配置するなどの工夫で、圧迫感を軽減できます。
外構工事は、DIYできる?
簡単な作業であればDIYも可能ですが、専門的な知識や技術が必要となる作業は、業者に依頼することをおすすめします。
最後に
外構は、家の顔となるだけでなく、暮らしやすさや安全性を左右する重要な要素です。
この記事を参考に、あなたのライフスタイルや好みに合った外構を選び、理想の暮らしを実現しましょう!