浴室・お風呂の床暖房で冬もポカポカ!費用や種類、注意点まで徹底解説!後付けは可能?
この記事からわかる事
電気式と温水式など、床暖房の種類と特徴
床暖房を設置するメリット・デメリット
床暖房を設置する際の注意点
床暖房以外の、浴室の寒さ対策方法
お風呂の床暖房のリフォームをした購入者【アンケート調査】
Q.お風呂の床暖房のリフォーム費用はどのくらいでしたか?
Q.お風呂の床暖房のリフォームをやってどうでしたか?【3択】
Q.5段階評価をつけるなら?
お風呂の床暖房について、最初に監修者の『山口設備』からのコメント
「冬のお風呂、床が冷たくて、なかなか入りたくない…」
「浴室の床暖房って、実際どうなの?」
そんな風に思っていませんか?この記事では、お風呂の床暖房について、費用や種類、メリット・デメリット、そして設置する際の注意点などを詳しく解説します。目次 開く
お風呂の床暖房:冬場の寒さ対策に効果テキメン!
お風呂の床暖房は、冬場の寒さ対策に効果的な設備です。
足元ポカポカ: 床暖房があれば、冬場でも浴室の床が冷たくならず、快適な入浴を実現できます。特に、タイルや石材の床素材では、冬場は冷たさを感じやすいので、床暖房は、その問題を解決する有効な手段です。
床の乾燥: 床暖房は、床の乾燥を助け、カビの発生を防ぐ効果が期待できます。冬場は、浴室の室温が低いため、床の水分が乾燥しにくく、カビが発生しやすいです。床暖房で床が温まることで、水分が蒸発しやすくなり、カビの発生を抑えることができます。
ヒートショック対策: 床暖房は、浴室と他の部屋の温度差を和らげ、ヒートショックを軽減する効果が期待できます。ヒートショックとは、暖かい場所から急に寒い場所に移動したときなどに起こる、血圧の急激な変化によって引き起こされる、心臓や脳の病気のことです。冬場に、暖房の効いた部屋から、冷たい浴室に移動するときなどに起こりやすく、高齢者や心臓に持病のある方は特に注意が必要です。床暖房で浴室の床を暖めることで、温度差を少なくし、ヒートショックのリスクを軽減できます。
お風呂の床暖房:種類と特徴をチェック!
「床暖房にも、いろんな種類があるの?」床暖房には、大きく分けて2つの種類があります。
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浴室に床暖房を設置する方法
「床暖房って、どうやって設置するの?」浴室に床暖房を設置する方法は、大きく分けて2つの方法があります。
ユニットバスに床暖房オプションを追加
ユニットバスを選ぶ際に、床暖房のオプションを追加できます。ユニットバスの床下に熱線を施工する仕組みで、スイッチ一つで、入浴前に床を温めることができます。メーカーや機種によって、対応しているかどうか、そして費用が異なるので、事前に確認が必要です。
メリット: ユニットバスと同時に施工できるので、工期が短縮できます。
デメリット: ユニットバスの価格にプラスして、床暖房の費用がかかります。床暖房対応のユニットバスは、そうでないユニットバスよりも、価格が高くなる場合があります。
在来工法の浴室に床暖房を設置
既存の浴室の床を解体し、床下に床暖房を施工する方法です。電気式、ガス式、灯油式など、様々な熱源を選ぶことができます。
メリット: ユニットバスと比べて、自由な設計が可能。床材やデザインを自由に選ぶことができます。
デメリット: 費用が高くなる、工期が長くなる。
浴室に床暖房の後付けは可能か?注意点も!
ユニットバスは、壁、天井、床が一体となっているため、後から床だけをリフォームして床暖房を設置することは難しいです。方法として、ユニットバス本体を交換せずに、床暖房を設置するリフォームがあります。それは、浴室の床下に、温水ヒーターや電気ヒーターなどの暖房器具を取り付ける方法です。
後付け床暖房の注意点
後付け床暖房は、浴室をリフォームせずに暖房を実現できる魅力的な方法ですが、いくつか注意すべき点があります。
効率と費用:リフォームとの比較検討
効率: 後付け床暖房は、浴室の床に直接設置する床暖房と比べて、暖まるまでに時間がかかる場合があります。床下空間全体を暖める必要があるため、浴室の床だけを効率的に暖めることは難しいでしょう。
費用: リフォームよりも費用が安く済む場合もありますが、暖房効率が低い分、電気代などの光熱費がかかってしまう可能性があります。
施工の条件:家の構造をチェック!
後付け床暖房は、浴室の床下に十分なスペースがあることが前提です。基礎がベタ基礎で、床下空間へのアクセスが確保されている必要があります。家の構造によっては、施工ができない場合があります。
浴室の床暖房:費用相場をチェック!
「床暖房って、どれくらい費用がかかるの?」浴室の床暖房の費用相場は、以下のとおりです。
浴室の床暖房:費用相場
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お風呂の床暖房:設置する際の注意点
「床暖房を設置する際に、何か注意することはあるの?」浴室に床暖房を設置する際には、以下の点に注意しましょう。
光熱費
床暖房を使用すると、光熱費がかかります。電気式床暖房は、温水式床暖房よりも、運転コストが高くなる傾向があります。床暖房の使用頻度や、電気料金などを考慮して、費用対効果を検討しましょう。
メンテナンス
温水パネル式床暖房は、定期的に不凍液の交換など、メンテナンスが必要です。メンテナンス費用は、約3~5万円程度が目安です。
リフォーム中の入浴
リフォーム中は、お風呂が使えなくなります。工事期間は、通常2~3日程度ですが、場合によっては1週間程度かかる場合もあります。事前に家族で相談し、お風呂が使えない期間の生活プランを立てておきましょう。
床暖房以外の浴室の寒さ対策
「床暖房以外に、浴室を暖かくする方法はあるの?」床暖房以外にも、浴室の寒さ対策には、様々な方法があります。
断熱リフォーム
浴室の床、壁、天井に断熱材を施工することで、浴室全体の温度を上げることができます。ヒートショック対策にも効果的です。
費用:約10万円~ (断熱材の種類や施工範囲によって異なります)
浴室暖房乾燥機
浴室暖房乾燥機は、浴室を暖めるだけでなく、乾燥機能も備えているので、冬場の浴室の寒さ対策に役立ちます。
費用:3万円~ (機種や機能によって異なります)
浴室窓のリフォーム
浴室の窓を断熱性の高い窓に交換することで、外気の影響を少なくすることができます。
費用:10万円~ (窓の種類やサイズによって異なります)
よくある質問
床暖房は、どのメーカーのユニットバスに対応しているの?
パナソニックやタカラスタンダードなど、多くのメーカーが、床暖房対応のユニットバスを販売しています。
床暖房は、自分で設置できますか?
床暖房の設置は、専門知識や技術が必要となるため、DIYは難しいです。専門業者に依頼することをおすすめします。
床暖房の電気代は、どれくらいかかるの?
床暖房の電気代は、使用する時間や、設定温度によって異なります。電気代を節約するためには、タイマーを使用したり、室温に合わせて適切な温度に設定したりすることが大切です。
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お風呂の床暖房について、最後に監修者の『山口設備』からのコメント
浴室の床暖房は、冬場の寒さ対策に効果的な設備です。
この記事で紹介した内容を参考に、
床暖房の種類と費用相場を把握する
メリット・デメリットを理解する
設置する際の注意点を理解する
床暖房以外の寒さ対策方法も検討する
信頼できる業者を見つける
ことで、あなたも快適で安全な浴室を実現しましょう!